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マンネン会記録

(^−^) うひょひょひょ!

 
ハーフフォーチュン伝説(半吉捕物帳)
 
2000年9月16日(土)
マンネン会、第783640回(ナヤミムヨー)が開催される。
マンネン会とは!新年会の延長でありいつまで立っても新年会
というおそるべしマンネリズム(マンネンだし)の会である。
主要目的は上野〜浅草を歩くこと、そしておみくじをひくこと。
この二点である。その他にも鳩に襲われるやヒッポポ君と戯れる(後述)
ローラーコースターのみを堪能するなど一風変わった行事(行き当たり
ばったり)が催されるなんとも言えない会である。
そんななんとも言えない会に集まる命知らずの野郎ども(?)の記録
をここに記しておきたい。

まずは伝統の集合場所、上野駅浅草口(パンダ前)午後1:15に
皆が集まる。今回集まったメンバーは私、あなた、おまえ、ヒデブ!(滅)
というわけで、なたねさん、未羅さん、忠晴さん、しけおさん、秋月さん、
Yioさん。当日は台風が二個あってかなり蒸し暑い空気が流れ込み、
天気もかなり荒れるとの予想の中、命知らずの野郎どもがみくじ引きたさ
に集まってくれた!
今回初めてお会いした秋月さんに「始めまして、なたねです」の先制ジャブ
が出来ず悔しい思いをしたりしながら、とりあえずいつも通り出発!を
することに。ここで忠晴さんのいきなり「トイレ行きたい」で私のできな
かった先制ジャブをされてしまう。クッやるな・・・

しかし仏具店のならぶ道にはトイレ無いので我慢してもらう事に。
幸いにも天気はくもりで止まってくれており、雨は降りそうで降らない
感じなのでさっさと歩く事にする。
途中仏具店のカラフルさを楽しみながら(ただし紫や灰色限定)まっすぐ
に歩いていく。いつもながら距離感のわからない道である。ていうか
回りは仏具店(セール中が多い)ばかりなのでなおさらである。
悟りロード(勝手に命名)を話しながら歩いていき、私の十八番の
千社札製造機でオイッス!をするべく前回に利用した千社札機へと
なだれこむ。しかしその機械に近づくにつれなにやら不穏な空気が
流れだす。「ンゴォ?!」私は目を見張った。そこに書かれていたのは
故障中!真っ暗な画面にちょこんと貼られた紙。いきなりしけ話の完成
に伝説が生まれ始める予兆を感じた私。しかもその千社札発生装置は
なぜか400円に値上がりしている・・・他にもあるさ大丈夫とさらに
先にある千社札装置を目指すこととした。

雷門前でしるさんからの電話を頂戴する。「今池袋だから待っとけやこら!」
というありがたい説教をくらい、皆にその旨を伝えてから千社札発生装置
に挑戦する。「ンゴォ?!」私は目を見張った(2回目)なんとここでは
300円で出来るらしいのだ!なぜあの店のみ値上がりしてたのか・・・
我々はまた生まれた伝説をかみ締めながら千社札を作り始めた。
まず私が「オイッス!」の千社札を無難に作る。オイッスの上には
さらに四文字熟語(?)が入れられるので、一般的な「重要人物」を
入れることにした。背景は普通のサバイバルカラー。オシャレである。
さらに忠晴さんが挑戦し、ビールにワカメ酒(良い子は真似しないように)
と入れ我々を挑発する。また生まれた伝説に我々の胸は高まった。

そして雷門から我々の第一目的、みくじひきの現場へと足を運ぶ。
まずお賽銭でも入れてからやるか?の相談をよそになたね君が
先走ってみくじを引き始める。彼はこの時輝いていた。今も昔も、
そしてこれからも・・・。伝説は彼を選んでいるのである。
そして我々もみくじ引きに挑戦する。ここで私はミスを犯して
いた。なんとみくじ代の100円玉がなかったのである。
なたね君から借りたのだがこれがいけなかったらしい。
私は初めてみくじに敗北してしまった。「凶」金借りてやるんじゃない
という浅草寺からのメッセージなのだろう。この時前々から
大吉等を引き続け強運を誇っていたもの達が凶に、その他は吉以上
という戦果をあげていた。
私は「だったら自分の金でやったるで!」とすぐさまリベンジ。
百円玉はないが五百円玉ならある!と早速暴走を始め引き直し。
結果は吉(レギュラーフォーチュン)やはり浅草寺は見ているのかも
しれない。
この引き直しの際伝説はまた彼を選んだのである。みくじ界のサラブ
レットなたね君は「やった!吉だ!」と顔をほころばせた。しかし
その直後彼の顔はみるみる不審なものを見る顔付きとなった。

「半吉?」私は目を疑った。しかし何回見てもそこには「半吉」
と書かれている。普通おみくじというものは大吉、中吉、吉、末吉、
小吉、凶、大凶というのが一般的である。生まれてこの方そんなみくじ
を見たことなかった我々は確かに伝説を目撃したのである。
しかもこの「半吉」どうやら吉とは名ばかりの「凶」であり、まったく
もってはた迷惑なくじのようである。
みくじを引くたびに伝説を作る漢、なたねに乾杯!

半吉伝説を目の当たりにした我々はとりあえず近場へと移動を開始。
まずは煙を浴びて体を浄化する。そしてとりあえずお賽銭を入れ
この会の無事を祈ったり祈らなかったりした(どっちだ?)
この後、とりあえず移動を開始。近くに屋台が並んでいるのを発見した。
が、チョコバナナやハッカパイプの屋台など色々並んでいたのを無視して
自販機のジュースで一服。リアルゴールドをぐびぐびと飲み干した。
とりあえず腰を下ろすとデジーなモンモンのポスターを見つける。
良くみると「デジタルおこし」なるもののポスターだった。
デジタルなおこしとはなんでせうか?(デジタルとアナログの融合?)

ここらあたりになると雲行きが怪しくなってくる。雷の音が聞こえ
始めたりしてパラパラと降ってきそうだったので、近くにあった茶屋
(デジタルおこし)へと逃げ込むことに。この店の前にあった看板
に二階がなんかの資料館のようになってるとの事なので早速おじゃま
してみることに。
二階に上がるとまずは何かの鞠を持ったような男性の人形が我々を
挑発していた。どうやら民芸品店のようである。作っている人も
その場にいるようである。我々はとりあえず観賞させてもらう事に
する。なにかの絵葉書が置いてあるらしい所を見学中、いきなり
老人が現れ説明を始めた。「これはね、多色刷りなんだよ」
「私は50ウンタラ年やってるんだ」「湿気がないとうまく刷れないんだよ」
「これは刷りの工程が16回もあるんだ」「こういう風に新聞を湿らせておくんだ」
「これは昇り龍って行って縁起物」「こっちも良く出る七福神の縁起物」
老人は軽やかに我々を捕縛すると色々と教えてくれた。私が質問する
よりも前に次から次へと色々と教えてくれる老人に、聞いてるのは
私一人だけという事に気付く(ぐふ)講習料としてその縁起物の七福神
を買う事とする。手慣れた感じで財布を出す老人にタダモノではない
気配を感じ、さすが50ウンタラ年と納得をした。
この時丁度しるさんの電話が来た「浅草来たで、待っとけやこら!」との
事。そこで下の店で休憩をすることにした。

下の店はどうやら飲食店兼団子屋さんのよう。私はきな粉団子を
いきなり3本注文。皆で団子を喰って待つこととする。
その間、色々な資料交換や、忠晴さんのノートパソを起動して、
なたねさんの持ってきた仮面ライダーV3のデモを堪能する。
これは実写か?と見間違う程の良く出来たデモに皆感嘆する。
この後再度しるさんからの連絡。とりあえず場所を教えて来て
もらうことに。私は「ゴロゴロ会館」と教えて電話を切った後、
良くみたら「ゴロゴロ茶屋」なことが判明。しかしおみくじ引ける
とこの近くと行ってたので大丈夫だろうと待つこととした。
しかし、しるさんはゴロゴロ会館(別場所にある)に誰もいない事
を確認。ゴロゴロ系で待ち合わせはやめて、みくじ引くところで
待つこととする。なんか私が言い間違えてしまった事もありしばらく
みくじ場で待つことにする。その間なぜかデカイわらじ前で写真取って
くれと二回頼まれ取ってあげることに。普段写真慣れしてないので
妙に緊張して取っていた。しかし二回目の人がどうやら日本の人では
ないらしく「ハイチーズ」で通用するのかどうかがわからず少し混乱
した。ていうかこれって日本だけなのだろうか?

しるさんが近くにいながら探し続けたりして、なんとか合流後
皆で近くのバッティングセンターへと行くことにする。ここはマンネン会
伝統の場所でもあったりするのである。なぜならばここではバッティング
はせず、そこに置かれたヒッポポ君(カバの口にタイミング良くボールを
入れるゲーム)をひたすらやるのである。これが伝統!
そしてさらにバスケットゲーム(4×4のゴールにボールを入れる)も
伝統である。このバスケットはビンゴ方式になっておりリーチ状態に
なると「ビィンゴリーチ!」と言ってくれるのだが、入れるまで
いつまでも言い続けるのでちょっとうるさかったりする。
我々はこれらを充分堪能後下のゲームセンターで対戦ゲームをする。
しかしガイルに誰も勝てず(私はガイル前のブランカで終わる始末)
撃沈する。隣では麻雀の対戦をしており神と悪魔の激しい攻防が行われて
いたようであった。

とりあえず遊び終えたわれわれは上野へと逆もどりして、天狗へと
なだれこむ。飲み会もたけなわな頃、にせさんより合流指令。私が
なぜか迎えに行くことになり強烈な雨の中を迎えに行く。
合流したのはにせさん、はにわくんさん、つんさんの3人。都合11人
が合流し、大人数となっていた。素晴らしい!

そして飲み会も終了、駅で解散し残ったメンバーはとりあえずゲーセン
に行きひたすら遊ぶ。その後も毎度おなじみににせさん宅へおじゃま
することになった。ここでなたねさんは自分の脳が痛いことに気付き
退散。無理をせず引き下がることを覚えたようである(半吉効果か?)

んで無理をすることが日課な残った我々はドリラー大会やFC伝説大会
などを楽しむ。朝一番TVアニメ鑑賞会は私と忠晴さんの二人のみが
生き残りハイな頭で堪能しましたとさ。

何もない会と思いながらも、こうやってレポしてみるとかなりいろんな事
があったりで驚いたりします。ていうかマンネン会はかなり会を重ねてたり
して毎回なんかしらあるので実はすごい会なのかもしれません。
でもやってる事は歩く会でみくじ引くだけなのですが(ぐふ)

というわけでこんなへんぴな会に付き合ってくれてありがとう、
そしてさようなら、すぐさまこんにちは(ぐふ)

では次回もオイッス!(重要人物)